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  97年には平遥の「一城両寺」(平遥古城、双林寺、鎮国寺)が、ユネスコの世界文化遺産リストに登録された。
「晋商」発祥の地

  平遥は、「晋商」発祥の地のひとつであると同時に、中国初の為替、預金、貸し付け業務を専門に扱う近代銀行の雛形「日昇昌票号」の誕生の地でもある。平遥は一時中国金融業の中心地となり、中国の近代金融史上、重要な位置を占めていた。平遥古城は、中国の近代金融史上における特殊な地位を持っており、1824年、中国初の近代銀行の形を備えた『日昇昌』銭荘はここに建てられ、為替手形で伝統的な現金支払い制度を改めた。その後『日昇昌』銭荘の業務は中国だけでなく、日本、シンガポール、ロシアなどの国にも広げられ、『天下第一号』と称された。『日昇昌』票荘の誕生によって、平遥県の金融業が急速に発展し、当時中国の銭荘業務額の半分を占め、中国金融業の中心となった。平遥古城内の西大通りは100年余り前の金融街で、現在も依然として店が立ち並び、商売が盛んになり、嘗ての『日昇昌』銭荘もこれらの店の中にある。